口唇口蓋裂で使うレティナの役割は2つあった
ちょっと勘違いしていたことがあったので書いておきます。
口唇裂の術後にレティナを装着して鼻の形を整える、というのは前にも書いたんです。
レティナのサイズが合ってない!
毎日欠かさず、お風呂の前に外して、お風呂から出たらレティナを装着。
すみませんママがいつもやってくれるのですが、術後2ヶ月ちょっと経った時にふと鼻の頭を見ると縦に割れたように線が入っているのに気づきました。
これ、レティナが小さすぎるんじゃないの?レティナの穴と穴の間隔が鼻より狭くて摘んでしまっているのではないか?息子もだいぶ成長したせいでレティナが体に合わなくなってきたんじゃないか、と思ったわけです。
調べたらレティナには色んなサイズがあるし、これは一度病院に行ってサイズを変えてもらったほうがいい!と意気込んで病院に連れていきました。
形成外科に行くと、、、
先生もなんでこの時期に来たんだろう?みたいな感じで「どしたの??」ってなりました笑。それで一通り説明したら「うん、これくらいでいいんじゃないかな」と先生はおっしゃる。
完全に肩透かし。
鼻に線が入っちゃってもええんかー?!
こういうことでした。
口唇口蓋裂は鼻の頭の軟骨が欠損しているので何もしないと下がっている(低くなっている)んです。それを下がらないように、わざとちょっと摘んだようにして維持するという目的もあった、というわけ。
鼻の「穴」を整えるだけかと思っていた。。。
なるほど、じゃあ今はその効果が発揮されているということなんだ!
とパパママは納得して帰ってきたのでした。
鼻の線、もちろん今もがっつりありますが、レティナを外すようになるとやっぱり徐々に線も消えていくそうです。つまり鼻の頭が少し下がってしまうと。
だから心配で今も家にいる時はほぼ終日レティナをつけています。
今のうちにできるだけ、少しでも高くしておきたいので。。
(鼻の頭の線、わかりますか?)
先生からはもう、夜寝ている間だけでも良いといわれているんですけどね。
というわけで、
レティナを装着して鼻の形を整えるというのには「鼻の穴」と「鼻の高さ」、この2つがあったというお話でした。
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レティナをはじめて付けたときのお話。
ではまた!