哺乳器の乳首がすぐダメになる??観察してみました。
最近哺乳器のミルクの出が悪いみたいです。気が付くと乳首に溜まっているはずのミルクが空っぽになってることがあります。
そうなると空気を飲んでるので、ゲップがすごい。
ほんとオヤジ並みに「グォエァァァ!グォゥオオオオ!」
うそじゃないです。
そうならないように容器を押してミルクを強制的に出してやります。(瓶じゃなくてプラスチックなので押せます。)しかも結構な割合でやってます。
これは乳首が消耗して出が悪くなったんだ、と思って病院で1個だけ新しいのを買ったんですが、1ヶ月で乳首がダメになるの??3個の乳首で回してるんだよ??
おかしいと思ってちょっと観察してみました。ミルクの代わりに水を入れて出具合をじーっと観察。
なるほど。出ない理由がわかりました。
ここでちょっと、口唇口蓋裂用の哺乳器は通常のものとちょっと違うので、どんなものか書いておきます。(うちで使っているピジョンの口唇口蓋裂児用哺乳器に限ります。他のはわかりません^^;)
容器
手で押してミルクが出るようにまあまあ柔らかいプラスチックになってます。
乳首
飲ませる時に上下向きがあります。上と下で厚みが違っていて上側が厚い。下側は薄い。
なぜかというと
①上あご側に倒れにくいように厚くなっている。
(乳首を押し当てる上あご部が無いから)
②舌で押し上げやすいように薄くなっている。
(舌の力で乳首が潰れないといけないから)
というわけです。勝手にそう思ってますが多分そうです^^;
つまりこう言うこと^^
上側に倒れず、下側は柔らかい。
見逃しそうな事ですけどちゃんと考えられてるんですね。感心しました。
そして逆流防止弁が埋め込まれています。毎回自分で埋め込むんですけど。
この逆流防止弁が重要でこれがないとミルクが出てきません。
なぜなら彼らは乳首を吸うのではなくて潰してミルクを飲んでいるから。
ま、こんな構造になっています。
それで観察の結果です。
水を入れたあと乳首の先端部分を指で軽〜く押して離してを何回か繰り返してみると、水は出てきます。でも乳首の中に次の水が補給されません!最後には空っぽになって空気しか出なくなりました。
つまり飲む量が少ないと、逆流防止弁のところがうまく作動してないんです。
これです。
ひとつ想像できるのは、うちの息子は、乳首をあまり潰さずに飲んでいるかも、いや、ペロペロと舐めているだけなのではないか、ということでした。
べろの力が弱いのか、舐めるもんだと思ってる(笑)のか。
取り敢えず、乳首がダメになっている訳ではない事が分かったので、“容器押しのミルク強制排出”で様子を見ますが。これやると自分で潰さないでもミルクが出てくるから直りそうにないなあ。。。
息子よ、色々試していい方法探していこう!
見つけたらここでも紹介したいと思います。
ではまた!